コーチはクライアントのゴールの中身には関わらない

あなたのゴールのコンテンツにコーチは関わってはくれません。ゴールの中身について考え、実際に行動するのは、そのゴールを持っている本人だけ。コーチはゴールの中身については関わってくれないのです。その理由は2つあります。

1つは、コーチがあなたのゴールのコンテンツに関わってしまうことによって、コーチ自身が自分の利益目的であなたにアドバイスをしてしまう危険性が生まれてきてしまうから。

コーチはあくまでもクライアントの利益100%でセッションに臨み、あなたと対峙します。コーチは、親以上の味方であるといってもいいでしょう。クライアントの利益100%で行動をすることがコーチの大原則なのです。しかし、あなたのゴールの中身に関わってしまうと事態は変貌します。コーチ自身がいくら意志力で「クライアントの利益だけしか考えない」と自分を律しても、無意識でコーチの利益が入ったアドバイスをあなたにしてしまう危険性が出てきてしまうのです。コーチはあくまでもクライアントの利益だけを考える、この大原則を守るために、コーチはクライアントのゴールのコンテンツには関わらないのです。

2つ目は、あなたのゴールの中身にコーチが関わる時、そのゴールについてコーチがもつ知識がゴール達成のためのスコトーマになってしまうから。そのコーチの知識の限界があなたがゴールを達成するための限界になってしまうのです。コーチはあなたのゴール達成のためのお手伝いをする存在であり、ゴール達成のための障壁になる存在ではないのです。

コーチはクライアントのゴールの中身には関わらない。この大原則が守られることで、コーチはあなたの利益だけを考え、ゴール達成を全力でサポートできるのです。