ゴールは口外しない
「ゴールは他者に言わない」という大原則があります。その理由は2つ。
1つ目は、ゴールを口に出して人に知られてしまうと、want toであったはずのゴールがhave toの叶えなければならないものに変化してしまうから。「人に言ってしまったからには絶対実現しないと」そういう気持ちが湧いてきてしまう可能性があるのです。heve toになった時点でそれはもうゴールではありません。
2つ目は、ドリームキラーが登場してしまうから。ゴールを口にすることで、あなたのゴールをを知った親や友人、先生は、「それは君にはちょっと難しいんじゃない?」と親切心の仮面をつけてドリームキラーに変貌します。エフィカシーを下げられないようにするためにも、ゴールは他の人に教えてはいけません。
「ゴールは口外しない」。この大原則には唯一の例外があります。それは、プロのコーチには自分のゴールを話していいということ。コーチはエフィカシーを上げるのが仕事の人。こういう人には唯一例外的にゴールのことを打ち明け、エフィカシーを高めてもらうのがいいのです。コーチはゴールを一緒に探してくれすらするのです。