思い込み

私たち1人1人は、みんな溢れる才能を持っています。考えられないような素晴らしい能力を備えています。この原則に、例外はありません。

しかし、「自分なんてどうせできっこない」「無理に決まっている」といった言葉で、その才能が開花するチャンスを自ら奪ってしまっています。自己イメージから判断して、自分のやりたいことが大きすぎると、脳は「実現できるわけない」と言い訳をし始めます。皆さんがそれぞれ持っているその自己イメージは、これまで経験してきたこと、他の誰かからきいたこと、親から教わったことなどで自然と出来上がってきています。「それは失敗するからやめておいた方がいい」そんなアドバイスを友人や家族から受けたことはありませんか。彼らが親切心でアドバイスしきたからこそ、あなたはその人たちの言うことをきき、本来はやりたいと思っていたこともするのはやめてしまったことがあると思います。

そのような自分の可能性をセーブしてしまう周りからの言葉であなたの信念は作り上げられています。そして、大人になると共に、その信念は自己イメージそのものとなっていきます。自分のやりたいことができても、自己イメージと大きくかけ離れていると、あきらめる癖ができてしまうのです。

ここで1つ覚えておきましょう。私たちは事実に基づいて行動をしていると思い込んでいます。でも違うのです。事実だと思い込まされているものに基づいて行動をしてしまっている、このことを覚えておきましょう。その事実だと思い込まされているものは、周りの人々から教わったり学んでしまった信念、自己イメージです。

望む人生を生きるには、自分が心からやりたいと思う気持ちそのものが原動力になります。望む人生を生きることを邪魔している信念や自己イメージといったものをを打ち破ることで、やりたい気持ちという原動力は大きく動き出します。