目標を実現する力

これまで何度もこのブログでも書いてきましたが、人間は事実に基づいて行動をしているのではなく、事実だと思い込んでいるものに従って動いています。自己イメージや信念といったものがそれです。間違った信念を持っていると、間違った方向に人生が歪んでいってしまうのです。

自己イメージや信念に従って脳は情報を取捨選択しています。脳が情報を選別する働きをRASと言います。脳が「この情報は価値があるから取り込もう」そう判断された情報だけがRASを通り抜けて脳内に取り込まれます。価値があると判断されなかった情報は、もともとなかったもの、見なかったものとして処理されてしまい、その人にとって本当に大切なことがその人自身に認識されることはありません。

だから、目標設定やゴール思考が重要になってくるのです。目標もGOALもない状態だと、生まれてからの他人のネガティブな言葉で作られた自己イメージや信念に従って脳は情報を判断してし、ネガティブな行動に結びつけてしまうからです。

目標やGOALがあれば、脳は勝手に重要なものを選別して私たちの前に提示してくれます。目標実現にとってRASの働きは飛行機の自動操縦システムと同じです。望む人生を生きるためには、この脳の働きを味方につけることが必要です。自分が絶対叶えたいと思う目標やGOALを設定することで、目標地点まで楽々とたどり着きましょう。