自己洗脳をする

ゴールを達成するために自分のことを洗脳しましょう。

洗脳とはブリーフシステムを書き換えることをいいます。自己洗脳はある意味とても難しいです。洗脳しようとしているということが自分でわかっているからです。 洗脳はかけられているということがわかっていないからこそ効果があるものなのです。 洗脳をかけられている側 に心理的抵抗がないからこそ洗脳の効果を高く望むことができるのです。

自己洗脳の成功の秘訣は情動ベースで行うことです。ポイントは自分で自分のことを洗脳していることを無意識に悟られないこと。無意識に悟られてしまうと、心理的抵抗が生まれ洗脳は成功しにくくなってしまいます。

まず、自分の本来のぞむ姿を出来るだけ具体的にイメージします。ゴールが実現した世界の自分の姿をリアルに想像するのです。ここで重要なことは、ゴール達成までの過程を想像することではない、と言うことです。ゴール達成までの道筋が想像できてしまうと言うことは、そのゴールは現状の内側のゴールということとなり、本来のゴールではありませんし、達成のための巨大なエネルギーも湧いてきません。

ゴールが実現した世界にいる自分をリアルに想像し、その時に感じている情動を記憶します。おそらくそれは、「嬉しい」「誇らしい」「清々しい」そんなポジティブな感情に分類される情動でしょう。次に、その自分の望む姿という具体的なイメージをすっかり忘れてしまってください。達成した姿のイメージはすっかり忘れて、達成した時に感じている情動だけを取り出すのです。この情動だけを取り出すという手法によって、自己洗脳は無意識からの抵抗を感じなくて済むようになります。望む未来の自分の姿のイメージを残したままにしてしまうと、現状の自分自身とのギャップに無意識が気づき自己洗脳に対して抵抗が生まれてしまい、結果、その自己洗脳は成功しなくなります。

現状空間から未来側のゴール達成した空間までの道筋を、達成した時に湧いてくるであろう情動によって照らし出すわけです。これが、情動ベースの自己洗脳のやり方です。